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【材料】インターライフホールディングス---第3四半期は内装工事の売上大幅増、サミーデザインとのシナジー効果


インターライフホールディングス<1418>は、店舗の設計・施工から清掃・メンテナンスなど店舗サポート業務のほか、広告・制作などの販売促進まで「店舗のトータルサービス」を手掛けるグループ会社。大株主がピーアークHD、セガサミーHD<6460>で、アミューズメント施設関連に強い。2013年に音響・照明設備工事事業を手掛けるシステムエンジニアリング社を子会社化したのに続き、14年にはサミーデザイン社を子会社化。設計施工の一貫体制を構築することで、外注コストの削減を実現している。

足元の業績は、2015年2月期第3四半期(14年3-11月)決算は、売上高は前年同期比32.2%増の129.61億円、営業利益が同1.4%増の2.27億円、経常利益が同30.7%増の2.33億円、四半期純利益が同25.7%増の1.71億円だった。第2四半期から連結決算に組み入れたサミーデザインの影響が大きく、内装工事事業の売上高が大幅に増加した。

15年2月期の通期予想については、売上高が前期比27.9%増の184.00億円、営業利益が同18.0%増の4.00億円、経常利益が同33.4%増の3.60億円、純利益が同40.8%増の2.50億円の見通しで、期初予想から上方修正している。サミーデザインの連結対象化による内装工事事業の売上増のほか、その他既存事業での売上増が要因となり、前回発表値を上回る見込み。

なお、2017年2月を最終年度とする中期経営計画では「Action Speed マッハ go!go!go! 」をスローガンに、重点施策の着実な実行による「全部門黒字化」と「インターライフブランドの構築」を実現でさらなる業績向上を図る方針。営業利益5億円の達成も目標に掲げている。

《AK》

 提供:フィスコ

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