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【材料】明光ネットワークジャパン---15年8月期第1四半期は売上高16.9%増、新規事業の更なる開発を進める


明光ネットワークジャパン<4668>は14日、2015年8月期第1四半期(14年9-11月)決算を発表。売上高は前年同期比16.9%増の38.76億円、営業利益が同45.8%減の3.31億円、経常利益が同28.6%減の4.57億円、純利益が同7.7%減の3.53億円だった。新規事業への先行投資などが負担となった。

直営事業の売上高は、子会社のMAXISエデュケーションの売上高の連結化等により、前年同期比45.0%増の20.80億円と大幅に増加。一方でセグメント利益はのれん償却額の影響等で同77.0%減の0.32億円となった。教室数は310教室、在籍生徒数は25,300名。独自のノウハウである「勉強の仕方」「勉強の教え方」「未来教育」を進化させることによる指導力の強化や、小学生向け「明光の♪小学生まなびコース」、高校生向け映像授業「MEIKO MUSE」の導入推進等を図った。

フランチャイズ事業はMAXISエデュケーションの売上高が直営事業での計上となったことで同8.2%減の13.29億円、セグメント利益が同12.4%減の6.71億円。教室数は1,821教室、在籍生徒数は118,792名。なお、連結子会社の早稲田EDUについては、14年11月30日がみなし取得日のため、今回の業績は含まれていない。

15年8月期通期については、売上高が前期比24.8%増の194.20億円、営業利益が同2.5%増の35.00億円、経常利益が同2.3%増の36.20億円、純利益が同2.7%増の22.60億円とする期初計画を据え置いている。中期経営計画諸施策の実行による明光義塾事業の強化や新規事業の更なる開発で、積極的な事業展開を進める。また、明光義塾事業の新成長路線の確立を目指すとともに、第2、第3の事業の柱を創っていくため、引き続きアライアンスやM&Aを視野に入れた事業展開を進める計画である。

《AK》

 提供:フィスコ

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