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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:田淵電、アドヴァン、米久、ケーヨー

■田淵電機 <6624> 1,133円  +150 (+15.3%) ストップ高買い気配    11:30現在
 6日、東証が田淵電 <6624> [東証2]を13日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■アドヴァン <7463> 1,254円  +82 (+7.0%)   11:30現在  東証1部 上昇率4位
 6日、アドヴァン <7463> が決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比44.0%増の46億円に拡大して着地したことが買い材料。商業施設や店舗用建材が伸びた主力の建材関連事業が収益を牽引した。急激な円安に伴いデリバティブ評価益10.8億円が発生したことも大幅増益に貢献した。通期計画の43億円を既に7.1%上回ったことで、通期上振れを期待する買いが向かった。

■米久 <2290> 2,029円  +129 (+6.8%)   11:30現在  東証1部 上昇率6位
 6日、米久 <2290> が15年2月期の連結経常利益を従来予想の42億円→52億円に23.8%上方修正。増益率が2.3倍→2.8倍に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は10月に続き3回目。食肉相場が高水準で推移する中、採算重視の受注や生産・物流効率化が利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが20.3倍→15.2倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■ケーヨー <8168> 537円  -18 (-3.2%)   11:30現在
 6日、ケーヨー <8168> が決算を発表。15年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)が前年同期比10.9%減の16.8億円に減ったことが売り材料。日用品など幅広い商品の販売が苦戦したうえ、11月の気温が高めに推移したことで、暖房関連など冬物商品の出足が鈍かったことが響いた。

■トライアイズ <4840> 363円  +47 (+14.9%)   11:30現在
 6日、トライアイズ <4840> [JQG]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.7%にあたる40万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7日から16年1月6日まで。

■ダブル・スコープ <6619> 787円  +100 (+14.6%) ストップ高買い気配    11:30現在
 6日、WSCOPE <6619> [東証M] が14年12月期の連結経常利益を従来予想の2.6億円→5.1億円に93.2%上方修正。増益率が2.2倍→4.3倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。前期業績の上方修正は5月に続き2回目。取引条件の改善や新規顧客への量産開始に伴う初期費用が想定を下回ったことが寄与。円安で為替差益が2.3億円発生したことも利益を大きく押し上げた。

■プロスペクト <3528> 105円  +12 (+12.9%)   11:30現在
 6日、プロスペクト <3528> [東証2] が15年3月期の連結経常利益を従来予想の1億5000万円→7億円に4.7倍上方修正。従来予想の60.1%減益予想から一転して86.2%増益見通しとなったことが買い材料。主に日本株を対象に投資顧問業を営むハワイ子会社の運用成績が良好で、パフォーマンスフィー収入が確実視できる状況となったことを予想に反映した。マンション分譲の売上高の下振れ推移などのマイナス要因を打ち消し、大幅増益を確保する見通し。

■エコス <7520> 1,004円  +76 (+8.2%)   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 7日午前、エコス <7520> が15年2月期の連結経常利益を従来予想の16.3億円→20億円に22.7%上方修正し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。生鮮部門の販売拡充によって営業収益が堅調に推移したことなどが寄与する。

■カネコ種苗 <1376> 1,045円  +45 (+4.5%)   11:30現在
 6日、カネコ種 <1376> [JQ] が15年5月期の連結経常利益を従来予想の19.5億円→21億円に7.7%上方修正し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。昨シーズンの大雪で被害を受けた温室の復旧作業に使う関連資材などの販売増加などが寄与する。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の23円→24円(前期は23円)に増額修正したことも支援材料。

■PSS <7707> 1,028円  +38 (+3.8%)   11:30現在
 6日、PSS <7707> [JQ]がフランスのエリテックグループに全自動遺伝子診断装置(リアルタイムPCR診断装置)をOEM供給すると発表したことが買い材料。エリテックは世界的に展開する体外診断用装置と試薬の製造業者、販売代理店からなるグループ。同社はエリテックの持つ遺伝子増幅技術を最適化して同装置に搭載する。また、抽出試薬や遺伝子診断用プラスチック消耗品も供給する。エリテックは同装置を世界のヒトの体外診断用市場において販売する。

■フェイス <4295> 1,120円  -28 (-2.4%)   11:30現在
 6日、フェイス <4295> が、子会社コロムビア <6791> の希望退職募集に伴い、上期に特別損失として計上した組織改革関連損失1.5億円に加えて、最大3.6億円程度の損失が発生する見込みと発表したことが売り材料。現時点では損失額が未確定のため業績予想(今期最終損益は9.2億円の赤字予想)を据え置いたが、修正が必要となる場合には確定次第、開示する方針。発表を受けて、赤字幅の拡大を懸念する売りが向かった。

■トヨタ自動車 <7203> 7,475円  +175 (+2.4%)   11:30現在
 7日付の朝刊で「燃料電池車の特許を無償で公開」と一部報じられたことが買い材料視された。

■フジミインコ <5384> 1,753円  +37 (+2.2%)   11:30現在
 6日に発表した「中国に研磨材などの販売子会社を設立」が買い材料。

■ネットワンシステムズ <7518> 713円  +10 (+1.4%)   11:30現在
 7日付の朝刊で「仮想化ソフト使いサーバー台数85%減」と一部報じられたことが買い材料視された。

■カルラ <2789> 455円  -11 (-2.4%)   11:30現在
 6日に決算を発表。「今期最終を一転62%減益に下方修正」が嫌気された。
 カルラ <2789> [JQ] が1月6日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終利益は前年同期比49.3%減の1億1100万円に落ち込んだ。
  ⇒⇒カルラの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 エヌアイデイ <2349> 3,130円  +500 (+19.0%) ストップ高    11:30現在
 ネクス <6634> 646円  +100 (+18.3%) ストップ高    11:30現在
 マークラインズ <3901> 4,700円  +700 (+17.5%) ストップ高    11:30現在
 eBASE <3835> 1,069円  +150 (+16.3%) ストップ高    11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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