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【市況】高岡隆一の【今日のポイントとヒント】 「米国株次第は続きそう」


 2015年のスタートは、重要経済指標とギリシャ問題、これを相場がどう織り込むか。

 ギリシャの経済規模を考えると世界経済への影響度は微々たるもの。それほど注視するほどでもないようにも思える。

 しかし、世界の株が高値圏にある現状、投機筋が売りから入って相場を攪乱させる可能性は否定できない。

 ドイツのメルケル首相はギリシャのユーロ圏離脱を容認と、先手を打ってきた。これを市場が織り込めるかどうかで、円ドルも株価の位置も随分違ってくる。

 市場関係者やアナリストの多くが「日本株に強気+円安」と、2014年の予想と全く同じ2015年予想を示している。

 期待通りの推移となるのか、2014年と同じく皆の期待と正反対のスタートとなるのか、2015年も米国株の推移に一喜一憂、こんな展開になりそうだ。

高岡隆一
(1月5日 記)

情報提供:高岡隆一の株価天気予報
(「株探」編集部)

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