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【市況】東京株式(大引け)=10円高、薄商いながら小幅反発

 26日大引けの日経平均株価は、前日比10円高の1万7818円と、小幅ながら反発した。東証1部の売買高概算は16億2069万株、売買代金概算は1兆3676億900万円。値上がり銘柄数は1422、対して値下がり銘柄数は362、変わらずは68銘柄だった。
 きょう後場の東京株式市場は、日経平均株価が午後1時ごろに前日比でプラス圏に浮上し、小幅高水準での推移となった。ただ、東証1部の値上がり銘柄数が1400銘柄以上で、33業種でも値上がりが26業種と圧倒的な買い優勢になっているにもかかわらず、日経平均株価は極めて小幅の上昇にとどまった。個人投資家からとみられる中小型株への買いが目立った。
 TOPIX(東証株価指数)も前日比6.24ポイント高の1427と反発した。ただ、東証1部の売買代金は1兆3676億円と、きのうに続いて低調で、9月1日(1兆3308億円)以来約4カ月ぶりの低水準となった。
 個別では、子会社を通じてペン先製造の世界最大手テイボー(浜松市)を来年1月末に300億円で買収すると日経新聞電子版で報じられたノーリツ鋼機<7744>が後場ストップ高。トヨタ<7203>、東電<9501>、大成建<1801>、三井住友建<1821>、ケネディクス<4321>、ミネベア<6479>が買われ、沖電線<5815>、昭電線HD<5805>、レオパレス21<8848>、ソフトブレーン<4779>、洋エンジ<6330>、若築建<1888>などが値を保った。半面、ホンダ<7267>、花王<4452>、横浜ゴム<5101>、石塚硝子<5204>、昭和シェル<5002>、不二油<2607>は売られた。キヤノン<7751>、キリンHD<2503>は配当権利落ちもあり下げ幅が広がった。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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