米株
【市況】【↑】日経平均 大引け｜原油・為替などリスク要因が後退、大幅続伸(12月18日)
日経平均株価
始値 17142.95
高値 17274.23(12:38)
安値 17136.41(09:02)
大引け 17210.05(前日比 +390.32、+2.32％)
売買高 27億2884万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8877億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は大幅に続伸、1万7000円を3日ぶりに回復
２．米株高、原油続伸、円高一服でリスク回避姿勢が後退
３．東証33業種の全業種、東証1部の86％の銘柄が上昇
４．利益確定売りで上値は伸び悩むが、総じて高値圏で堅調に推移
５．ロシア懸念で売り込まれたＪＴも7日ぶりに急反発
■東京市場概況
前日の米国市場では、景気への配慮をにじませたFOMC声明を受けて早期利上げ懸念が和らぎ、ダウは288ドル高と4日ぶりに大幅反発した。上げ幅は1年ぶりの大きさとなった。
東京市場では、日経平均は390円高と大幅に続伸し、1万7000円台を3日ぶりに回復した。
米株高や原油市況続伸、円高・ルーブル下落一服と外部環境の悪材料が後退し、買いが先行した。
国際石開帝石 <1605> などの鉱業、ＪＸ <5020> などの石油石炭製品といった資源・エネルギー株に買い戻しが続いたほか、住友ゴ <5110> などのゴム製品、新日鉄住金 <5401> などの鉄鋼といった輸出関連株が上昇。ロシア・リスクのシンボル株の一つとなったＪＴ <2914> も7日ぶりに急反発した。
日経平均は一時上げ幅を454円に広げ、1万7300円に25円余まで接近。ただ、ロシアなど資源・新興国リスクが拭い切れぬ中、大幅高のタイミングを捉えた利益確定売りが活発化し、後場は伸び悩む姿が目立った。
日経平均の寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、ＫＤＤＩ <9433> 、電通 <4324> 、京セラ <6971> 。このうちファストリだけで指数を約64円押し上げた計算となる。一方、マイナス寄与の上位5銘柄は資生堂 <4911> 、花王 <4452> 、富士フイルム <4901> 、味の素 <2802> 、カシオ <6952> 。内需関連にやや弱さが目立つ相場展開だった。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)倉庫・運輸関連業、(2)食料品、(3)水産・農林業、(4)鉱業、(5)石油・石炭製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)繊維製品、(2)化学、(3)卸売業、(4)銀行業、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△八洲電機 <3153>
今期最終を2.1倍増益・7期ぶり最高益に65％上方修正。
△アクロディア <3823> [東証Ｍ]
韓国でSNSゲームプラットフォームを正式提供。
△ドリームＩ <4310>
｢ロボティクスグループ｣を発足。
△ＯＴＳ <4564> [東証Ｍ]
東証が信用規制を解除。
△ポーラＨＤ <4927>
ゴールドマンS証が「中立→買い」、目標株価4500円→5300円に引き上げ。
△石塚硝 <5204>
鳴海製陶の買収を発表。
△京成 <9009>
メリルリンチ証が目標株価を1400円→1550円に増額。
△東電 <9501>
非開示だった今期経常益は2.2倍の2270億円に拡大へ。
▲オンワード <8016>
モルガンS証が投資判断を新規「弱気」に設定。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)石塚硝 <5204> 、(2)ドリームＩ <4310> 、(3)エコナック <3521> 、(4)神戸物産 <3038> 、(5)Ｊマテリアル <6055> 、(6)ユシロ <5013> 、(7)八洲電機 <3153> 、(8)ナカノフドー <1827> 、(9)日水 <1332> 、(10)洋缶ＨＤ <5901> 。
値下がり率上位10傑は(1)スカイマーク <9204> 、(2)兼松日産農 <7961> 、(3)オンワード <8016> 、(4)関西電 <9503> 、(5)ＴＡＳＡＫＩ <7968> 、(6)資生堂 <4911> 、(7)デリカフーズ、(8)ＳＩ <3826> 、(9)オルトＰ <3672> 、(10)ＩＴＨＤ <3626> 。
【大引け】
日経平均は前日比390.32円(2.32%)高の1万7210.05円。ＴＯＰＩＸは前日比24.31(1.80%)高の1376.32。出来高は概算で27億2884万株。値上がり銘柄数は1608、値下がり銘柄数は169となった。日経ジャスダック平均は2299.57円(18.81円高)。
［2014年12月18日］
(「株探」編集部)
始値 17142.95
高値 17274.23(12:38)
安値 17136.41(09:02)
大引け 17210.05(前日比 +390.32、+2.32％)
売買高 27億2884万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8877億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は大幅に続伸、1万7000円を3日ぶりに回復
２．米株高、原油続伸、円高一服でリスク回避姿勢が後退
３．東証33業種の全業種、東証1部の86％の銘柄が上昇
４．利益確定売りで上値は伸び悩むが、総じて高値圏で堅調に推移
５．ロシア懸念で売り込まれたＪＴも7日ぶりに急反発
■東京市場概況
前日の米国市場では、景気への配慮をにじませたFOMC声明を受けて早期利上げ懸念が和らぎ、ダウは288ドル高と4日ぶりに大幅反発した。上げ幅は1年ぶりの大きさとなった。
東京市場では、日経平均は390円高と大幅に続伸し、1万7000円台を3日ぶりに回復した。
米株高や原油市況続伸、円高・ルーブル下落一服と外部環境の悪材料が後退し、買いが先行した。
国際石開帝石 <1605> などの鉱業、ＪＸ <5020> などの石油石炭製品といった資源・エネルギー株に買い戻しが続いたほか、住友ゴ <5110> などのゴム製品、新日鉄住金 <5401> などの鉄鋼といった輸出関連株が上昇。ロシア・リスクのシンボル株の一つとなったＪＴ <2914> も7日ぶりに急反発した。
日経平均は一時上げ幅を454円に広げ、1万7300円に25円余まで接近。ただ、ロシアなど資源・新興国リスクが拭い切れぬ中、大幅高のタイミングを捉えた利益確定売りが活発化し、後場は伸び悩む姿が目立った。
日経平均の寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、ＫＤＤＩ <9433> 、電通 <4324> 、京セラ <6971> 。このうちファストリだけで指数を約64円押し上げた計算となる。一方、マイナス寄与の上位5銘柄は資生堂 <4911> 、花王 <4452> 、富士フイルム <4901> 、味の素 <2802> 、カシオ <6952> 。内需関連にやや弱さが目立つ相場展開だった。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)倉庫・運輸関連業、(2)食料品、(3)水産・農林業、(4)鉱業、(5)石油・石炭製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)繊維製品、(2)化学、(3)卸売業、(4)銀行業、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△八洲電機 <3153>
今期最終を2.1倍増益・7期ぶり最高益に65％上方修正。
△アクロディア <3823> [東証Ｍ]
韓国でSNSゲームプラットフォームを正式提供。
△ドリームＩ <4310>
｢ロボティクスグループ｣を発足。
△ＯＴＳ <4564> [東証Ｍ]
東証が信用規制を解除。
△ポーラＨＤ <4927>
ゴールドマンS証が「中立→買い」、目標株価4500円→5300円に引き上げ。
△石塚硝 <5204>
鳴海製陶の買収を発表。
△京成 <9009>
メリルリンチ証が目標株価を1400円→1550円に増額。
△東電 <9501>
非開示だった今期経常益は2.2倍の2270億円に拡大へ。
▲オンワード <8016>
モルガンS証が投資判断を新規「弱気」に設定。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)石塚硝 <5204> 、(2)ドリームＩ <4310> 、(3)エコナック <3521> 、(4)神戸物産 <3038> 、(5)Ｊマテリアル <6055> 、(6)ユシロ <5013> 、(7)八洲電機 <3153> 、(8)ナカノフドー <1827> 、(9)日水 <1332> 、(10)洋缶ＨＤ <5901> 。
値下がり率上位10傑は(1)スカイマーク <9204> 、(2)兼松日産農 <7961> 、(3)オンワード <8016> 、(4)関西電 <9503> 、(5)ＴＡＳＡＫＩ <7968> 、(6)資生堂 <4911> 、(7)デリカフーズ、(8)ＳＩ <3826> 、(9)オルトＰ <3672> 、(10)ＩＴＨＤ <3626> 。
【大引け】
日経平均は前日比390.32円(2.32%)高の1万7210.05円。ＴＯＰＩＸは前日比24.31(1.80%)高の1376.32。出来高は概算で27億2884万株。値上がり銘柄数は1608、値下がり銘柄数は169となった。日経ジャスダック平均は2299.57円(18.81円高)。
［2014年12月18日］
(「株探」編集部)
