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【市況】日経平均は大幅続伸、390円高で17200円台を回復/相場概況


日経平均は大幅続伸。米国の早期利上げ観測の後退を受けて、17日の米国株式市場が一段高となったほか、ドル・円は118円台後半まで円安が進行したことから、日経平均は17100円台を回復してスタート。原油相場やロシア情勢の落ち着きなどが意識され、その後も堅調に推移し、後場には一時前日比454.50円高の17274.23円まで上昇する場面もあった。ただ、さらに上へ買い進む動きは限定的で、やや上げ幅を縮小して取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比390.32円高の17210.05円となった。東証1部の売買高は27億2884万株、売買代金は2兆8877億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、倉庫・運輸関連業、食料品、水産・農林業が上昇率上位だった。一方、上昇率下位は繊維製品、化学、卸売業だった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>などが堅調。JT<2914>やソニー<6758>は5%高、東電力<9501>は6%を超える上昇に。また、石塚硝<5204>、ドリームI<4310>、神戸物産<3038>などが東証1部上昇率上位となった。一方、マーベラス<7844>、みずほ<8411>、花王<4452>、富士フイルム<4901>などが軟調。スカイマーク<9204>は後場マイナス転換し、10%安で東証1部下落率首位に。その他、兼松日産<7961>、オンワードHD<8016>、関西電力<9503>などが下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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