【材料】スクエニＨＤが急反発、「クラウドゲームに15年にも参入」

　スクエニＨＤ <9684> が急反発。日経新聞が20日付で「スクウェア・エニックスホールディングスは、2015年にも独自技術を使ったクラウドゲームサービスを始める」と報じたことが買い材料視された。

　クラウド型ゲームはサーバーで処理した映像などの情報をスマートフォン(スマホ)や家庭用ゲーム機に送るもので、専用機がなくても楽しむことができる。報道によると、同社はスーパーコンピューター並みの性能で処理したゲームを遊べるようにするという。

　専用機が不要で、普及が進んだスマホでプレイすることが可能とあって、ユーザー層の裾野の広がりによる収益貢献に期待する買いが向かった。

　また、20日にスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」がアップルストアの売上ランキングでトップとなったことも買い気を誘った。
(「株探」編集部)