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【通貨】「NY為替」米8月ISM製造業景況指数/7月建設支出、ドル買い


外為市場では予想を上振れた米国の経済指標を好感したドル買いが加速した。ド
ル・円は104円90銭から105円17円まで上昇し、1月来の高値を更新した。
ユーロ・ドルは1.3128ドルから1.3120ドルへ軟化。

米供給管理協会(ISM)が発表した8月ISM製造業景況指数は59.0と、予想外に7月の
57.1から改善。2011年3月以来で最高となった。
また、同時刻に発表された米国の7月建設支出は前月比+1.8%と、市場予想の+1.0%
を上振れ6月の-0.9%からプラスに改善し、2012年5月以降ほぼ4年ぶりの大幅な伸び
となった。
一方、事前に発表された米国の米8月製造業PMI改定値は57.9と、予想外に速報値の
58.0から下方修正された。
【経済指標】
・米・8月ISM製造業景況指数:59.0(予想:57.0、7月:57.1)
・米・7月建設支出:前月比+1.8%(予想:+1.0%、6月:-0.9%←-1.8%)
・米・8月製造業PMI改定値:57.9(予想:58.0、速報値:58.0)

《KK》

 提供:フィスコ

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