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【市況】米株式:「ウクライナ情勢への警戒感と東京株式市場上昇の波及効果」


2日のニューヨーク株式市場は、ウクライナ情勢への警戒感と東京株式市場の上昇の波及効果を見極める展開が予想される。

連休明けのニューヨーク株式市場は、投資家や市場関係者の多くが復帰することで出来高の回復が想定されるものの、今週も引き続き地政学的リスクへの警戒が必要となる。

4日から5日にかけてNATO首脳会談が予定されており、ウクライナ情勢を巡って対ロシアへの制裁強化が発表される可能性がある。
5日には、プーチン・ロシア大統領とポロシェンコ・ウクライナ大統領の2回目の首脳会談が予定されている。


一方で、内閣改造を控えた日本株市場が強い値動きをみせており、225先物はナイトセッションで一段高をみせている。アベノミクスの第2幕に対する期待感から、米国市場への上昇に波及する展開が期待される。


本日発表の経済指標は、8月ISM製造業景況指数(予想:57.0、7月:57.1)、7月建設支出(前月比予想:+1.0%、6月:-1.8%)。

《MY》

 提供:フィスコ

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