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【市況】NY原油:反発で97.35ドル、ロシア産原油の供給不安が台頭


NY原油は反発(NYMEX原油9月限終値:97.35 ↑1.77)。寄り付近の95.73ドルを安値に、一時97.41ドルまで上昇した。ウクライナ軍の「ロシアからの武装車両を攻撃、一部を破壊」との発表を受けて、ウクライナとロシアとの軍事衝突発展への懸念から、ロシア産原油の供給に対する先行き不安感が強まり、原油の買いが優勢になった。

また、この日発表された米国の経済指標のなかで、7月の鉱工業生産が予想を上回る伸びとなり、6月分も上方修正された。また、設備稼働率も予想に沿った高い伸びとなったことから、原油需要の先行き期待感も買いにつながった。

《KO》

 提供:フィスコ

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