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【市況】“閑散に売りなし”といった商状だが手掛けづらさも/後場の投資戦略


日経平均 : 15660.40 (+42.33)
TOPIX  : 1292.12 (+1.71)

[後場の投資戦略]

 底堅い相場展開が続いている。主要企業に好調な決算が続いており、買い安心感につながっている。出来高は10億株を下回っているが、“閑散に売りなし”といった商状であろう。ただし、主力処が堅調なため日経平均は底堅いものの、中小型株などは資金回転が速く、手掛けづらさも窺える。ショートポジションは避けたいところであるが、買いについても手控えムードが徐々に強まりそうである。
 また、商いが膨らみづらい中であり、一部の好調な銘柄などに資金が集中しやすい。一方で、物色の圏外に置かれると小さいエネルギーでもトレンドを崩す可能性があるため、短期売買についてもややフットワークが要求されてきそうだ。(村瀬智一)
《FA》

 提供:フィスコ

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