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【特集】CDG Research Memo(6):14年3月期は自動車や化粧品業界向けの売上大幅増で増収増益


 


■業績動向

(2)2014年3月期連結業績について

2014年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.9%増の10,157百万円、経常利益が同11.5%増の735百万円と増収増益決算となった。主力顧客である大手飲料会社や製薬会社向けに関しては、販促施策変更などの影響で売上が低迷したことで、期初計画に届かなかったものの、従来、CDG<2487>が弱かった自動車業界や化粧品業界向けの売上が大幅増となったことで増収増益を達成した。

自動車業界向けは円安により企業収益が拡大したことに加え、消費増税前の駆け込み需要を取り込む販促活動が活発化したことが売上増につながった。また、化粧品業界向けでは、3年前より発足した女性専任チームによる営業活動の成果が実を結び始めており、売上高で前期比2倍増と大幅増収となった。その他では、新規加入者獲得のための販促費用が積極的に投下された通信業界向けも好調に推移した。

受注競争の激化や原材料価格の上昇、円安による仕入コストの上昇などにより、原価率は前期比0.8ポイント悪化したが、予算執行の厳格化による販管費の抑制を進めたことで、販管費率が1.0ポイント改善し、営業利益率は7.2%と前期比で0.1ポイント上昇する格好となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《FA》

 提供:フィスコ

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