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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月25日記)


 昨日、日経平均株価は、次に高値を更新する(7月4日の1万5490円を超える)場合、これまでのジグザグの流れの中での上げではなく、新たな上昇へ入っていることを示す動きになると書きました。

 上昇の流れを確認なら、その上げは年末まで継続する上昇の流れとなって、1万7000円、1万9000円を目指すと考えられます(このように書くと、上げ続けると勘違いするかもしれませんので、補足しておきます。昨年8月末から年末まで上昇の流れを継続していますが、途中では振れ幅の大きなジグザグが現れています。強気の流れを確認した後は、本年4月11日以降の上げが全体として、年末までに1万7000円、1万9000円を目指す上昇の流れになるという意味です)。

 今回の日経平均の上昇は、円安の流れに合わせた動きになると見ています。

 昨日の円安は、7月18日以降が保ち合いの動きを抜け出す円安の流れへ入っている可能性を示唆しています。

 日経平均は、想定よりも早く、上昇の流れへ入っている可能性を考えておく必要が出てきました。

情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)

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