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【市況】(中国)一部都市で住宅販売が大幅な伸びを回復、政府の救済策を受け


不動産市況の悪化が懸念されている中国だが、都市によってその状況は異なるようだ。上海易居地産研究院の最新リポートによると、天津などの一部都市では、5月の新築住宅の販売面積が大幅な伸びを示した。地元政府による市場救済策が取引の回復につながったとみられている。

同リポートによると、天津における新築住宅の成約面積は5月に前月比で69.3%増加。このほか南寧(広西チワン族自治区)では同61.0%増、成都(四川省)では同52.0%増を記録した。天津や南寧では、住宅購入規制の緩和が実施されている。

ただ、北京、上海、広州、深センの4大都市では引き続き取引が低迷している。5月の成約面積は合計で前月比2.0%減、前年同月比30.9%減となった。

《NT》

 提供:フィスコ

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