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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):UBIC、丸文、富士通コン、一工薬

■UBIC <2158> 532円  +80 (+17.7%) ストップ高    本日終値
 30日、日本企業として初めて米捜査機関向けに本格的フォレンジックソフトウェアを開発し、6月より製品の提供を開始すると発表したことが買い材料。

■丸文 <7537> 563円  +25 (+4.7%)   本日終値
 28日、丸文 <7537> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の33.5億円→39億円(前の期は25億円)に16.4%上方修正したことが買い材料。画像診断装置などの医用機器や、タブレット端末向けの半導体、電子部品の販売が好調に推移したことが寄与した。業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の16円→19円(前々期は15円)に増額修正したことも支援材料。

■富士通コンポーネント <6719> 411円  +10 (+2.5%)   本日終値
 28日、富士通コン <6719> [東証2] が決算を発表。14年3月期の連結経常損益は3億円の黒字(前々期は3.5億円の赤字)に浮上し、15年3月期の同利益は前期比2.1倍の6.5億円に急拡大する見通しとなったことが買い材料。前期は新製品や系列品の積極的投入による売上高の拡大、発生費用の縮減やコストダウンなどによる原価低減を実施したほか、円安に伴う為替差益2億3200万円の計上が寄与した。今期も車載・産業機械向けリレーや車載向けタッチパネルの販売が伸び、11.7%増収を見込む。

■第一工業製薬 <4461> 310円  +6 (+2.0%)   本日終値
 28日、一工薬 <4461> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の19億円→23.7億円(前々期は15.4億円)に24.7%上方修正したことが買い材料。電子デバイス材料などの需要の減少が響き、売上が減少するものの、コスト削減効果や第4四半期(1-3月)の消費税増税前の駆け込み需要への増産対応に、5、6月の設備の定期修理に伴う備蓄生産が加わったことによる操業度差益が発生したことが利益を押し上げた。

■藍澤證券 <8708> 563円  -95 (-14.4%) 一時ストップ安    本日終値
 28日に決算を発表。「前期経常は3.0倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は79%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
  ⇒⇒藍澤證券の詳しい業績推移表を見る

■FVC <8462> 213円  -28 (-11.6%)   本日終値
 28日、東証と日証金がFVC <8462> [JQ]について30日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■遠藤照明 <6932> 1,620円  -108 (-6.3%)   本日終値
 28日、遠藤照明 <6932> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の45.2億円→40億円(前々期は81.2億円)に11.5%下方修正したことが売り材料。大手流通店舗の取替え需要が一巡し、スマートレッズなどの新製品上市が遅れたことや、円安の進行に伴う仕入価格上昇に対するコストダウンの遅れが響いた。

■東映 <9605> 572円  +21 (+3.8%)   本日終値
 30日に発表した「東映、自社株買いの実施を発表」が買い材料視された。
 自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得)
  ⇒⇒東映の会社開示情報を見る

■中国電力 <9504> 1,337円  +46 (+3.6%)   本日終値
 28日に決算を発表。「前期経常は赤字縮小で上振れ着地、今期業績は非開示」が好感された。
 中国電 <9504> が4月28日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期の連結経常損益は36.3億円の赤字(前の期は287億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の120億円の赤字を上回って着地。なお、15年3月期の業績見通しについては売上高(1兆3010億円)以外は開示しなかった。
  ⇒⇒中国電力の詳しい業績推移表を見る

■京セラ <6971> 4,807円  +159 (+3.4%)   本日終値
 28日に決算を発表。「今期税引き前は8%増益へ」が好感された。
 京セラ <6971> が4月28日大引け後(16:00)に決算(米国会計基準)を発表。14年3月期の連結税引き前利益は前の期比44.3%増の1462億円に拡大し、15年3月期も前期比8.0%増の1580億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。
  ⇒⇒京セラの詳しい業績推移表を見る

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