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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):UNITED、カブコム、日立金、日ガス

■ユナイテッド <2497> 1,534円  +300 (+24.3%) ストップ高    本日終値
 24日に業績修正を発表。「非開示だった前期経常は5.1倍増益へ」が好感された。
 UNITED <2497> [東証M] が4月24日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。14年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比5.1倍の1.5億円に拡大する見通しと発表した。
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■カブドットコム証券 <8703> 495円  +52 (+11.7%)   本日終値  東証1部 上昇率5位
 24日に決算を発表。「前期経常は3.0倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は24%増益、今期業績は非開示」が好感された。
 カブコム <8703> が4月24日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期の経常利益(非連結)は前の期比3.0倍の117億円に急拡大した。なお、15年3月期の業績見通しは開示しなかった。
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 同時に発表した「1.14%上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 24日、カブコム <8703> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.14%にあたる200万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は25日から6月10日まで。

■日立金属 <5486> 1,478円  +154 (+11.6%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 24日に決算を発表。「今期経常は7%増で2期連続最高益、3円増配へ」が好感された。
 日立金 <5486> が4月24日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比2.9倍の608億円に急拡大し、15年3月期も前期比6.7%増の650億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
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■日本瓦斯 <8174> 1,585円  +165 (+11.6%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 24日に決算を発表。「今期経常は7%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。
 日ガス <8174> が4月24日大引け後(16:40)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比12.3%増の91.9億円になり、15年3月期も前期比6.6%増の98億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、4期連続増益になる。
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■太平洋工業 <7250> 715円  +68 (+10.5%)   本日終値  東証1部 上昇率10位
 24日に決算を発表。「今期経常は5%増で3期連続最高益更新へ」が好感された。
 太平洋工 <7250> が4月24日大引け後(15:40)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比31.5%増の70.6億円に拡大し、15年3月期も前期比4.8%増の74億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。
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■富士電機 <6504> 472円  +38 (+8.8%)   本日終値
 24日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は6%増益へ」が好感された。
 富士電機 <6504> が4月24日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比42.8%増の367億円に拡大し、従来予想の300億円を上回って着地。15年3月期も前期比6.2%増の390億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収、6期連続増益になる。
  ⇒⇒富士電機の詳しい業績推移表を見る

■日立化成 <4217> 1,524円  +113 (+8.0%)   本日終値
 24日に決算を発表。「今期経常は12%増益へ」が好感された。
 日立化 <4217> が4月24日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比17.3%増の320億円になり、15年3月期も前期比12.2%増の360億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒日立化成の詳しい業績推移表を見る

■サイバーエージェント <4751> 4,230円  +235 (+5.9%)   本日終値
 24日に決算を発表。14年9月期上期(13年10月-14年3月)の連結経常利益が前年同期比2.0倍の108億円に急拡大したことが買い材料。
  ⇒⇒サイバーエージェントの詳しい業績推移表を見る

■日産化学工業 <4021> 1,580円  +49 (+3.2%)   本日終値
 日産化 <4021> が大幅反発。日経新聞が25日付で「京都大学の中辻憲夫教授らは日産化学工業と共同で、体のさまざまな細胞になるiPS細胞を大量に増やす新しい培養法を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると、従来の10分の1のコストで治療に使う量のiPS細胞を確保でき、1000万~2000万円かかる再生医療の治療費を先進医療並みの数百万円に引き下げられる。また、大量培養を可能とすることで、神経の難病や脊髄損傷など再生医療が対象とするあらゆる病気に対応することが可能になるという。5年後の実用化を目指すとしており、再生医療の普及に道を拓く技術として将来性に期待する買いが向かった。

■日立建機 <6305> 1,902円  +22 (+1.2%)   本日終値
 24日、日立建機 <6305> が決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比47.5%増の536億円に伸びて着地。続く15年3月期も前期比39.7%増の750億円に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期は世界的な建機需要の伸び悩みで売上は前年並みにとどまるものの、原価低減などが利益を押し上げる。為替レートは1ドル=98円、1ユーロ=130円、1人民元=16.5円を想定。業績好調に伴い、今期の年間配当は10円増の60円と5期連続で増配する方針を示した。発表された今期計画が市場予想(650億円前後)を上回ったことで、見直し買いが向かった。

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