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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月22日記)


 日経平均株価は、4月3日の高値1万5164円を超えられずに上値を抑えられて、11日安値の1万3885円以下を目指す動きになると考えられます。最近の上昇は、1万4846円前後か、その手前で上値を抑えられる公算です。

 昨日、目安になる地点で上値を抑えられたことから、本日は昨日の高値1万4649円が反発調の終点になって、下降を開始する展開を考えておく必要があります。

 反発調の終点をつけた後は、下げ幅の大きな動きがあらわれて、その後、一本調子に1万3885円以下まで下げる可能性があります。

 昨日の上値を抑えられる動きは、だいたい反発調が終点に近付いていることを市場参加者に意識させるのに十分な動きでした。本日以降、価格が上昇して、1万4649円を上抜いたとしても、1万4649円が意識される展開(上抜いても一時的な動きで終わって、翌日までに1万4649円以下へ値を押し戻される動き)になって、下降を開始すると考えられます。

情報提供:パワートレンド=Power Trend

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