市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ソフトバンク、ファンコミ、丸三、ロランドDG

■ソフトバンク <9984> 7,604円  +596 (+8.5%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 出資先の中国のEC最大手アリババ集団の13年10-12月期の売上高が前年同期比66%増に急拡大したことが手掛かり材料。

■ファンコミ <2461> 1,888円  +141 (+8.1%)   本日終値
 15日、ファンコミ <2461> が月次業績速報を発表。3月の連結売上高が前年同月比63.6%増の27.1億円に拡大したことが買い材料。モバイル向けアフィリエイト広告が2.1倍と急拡大したほか、パソコン向けも29.7%増と堅調だったことが寄与した。

■丸三証券 <8613> 793円  +40 (+5.3%)   本日終値
 15日に業績修正を発表。「非開示だった前期経常は2.4倍増益へ」が好感された。
 丸三 <8613> が4月15日大引け後(16:00)に非開示だった業績見通しを発表。14年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比2.4倍の78.1億円に拡大する見通しと発表した。
  ⇒⇒丸三証券の詳しい業績推移表を見る

■ロランドDG <6789> 3,785円  +65 (+1.8%)   本日終値
 15日、ロランドDG <6789> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の49.4億円→62.2億円(前々期は13億円)に25.9%上方修正したことが買い材料。プリンターが好調であったことに伴い、インクなどのサプライを中心に上積みとなるほか、円安効果により前回予想を上回る見込みとなった。

■石井表記 <6336> 402円  +80 (+24.8%) ストップ高    本日終値
 14日、石井表記 <6336> [東証2]が、岩手大学などと全固体型セラミックス二次電池をインクジェット製法を用いて世界で初めて開発したと発表したことが引き続き買い材料視された。

■ピックルス <2925> 793円  +78 (+10.9%)   本日終値
 15日、ピックルス <2925> [JQ] が決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前々期比0.3%減の9.7億円と従来予想の11.8億円を下回り、一転して減益で着地。しかしながら、15年2月期は前期比26.2%増の12.2億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は札幌の新工場稼動による生産能力の増強や「ご飯ススム」シリーズの拡販で6.4%増収を見込む。仕入れの見直しによる原価低減や生産の効率化、物流コストの削減なども増益に貢献する。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の6.3%にあたる40万株(金額で3億2000万円)を上限に自社株買い(買い付け期間は16日から30日まで)を実施すると発表。株主還元を好感する買いも向かった。

■ソフトウェア・サービス <3733> 3,690円  +360 (+10.8%)   本日終値
 15日に発表した「3月度の売上高は前年同月比2.636倍」が買い材料。

■住石ホールディングス <1514> 120円  +11 (+10.1%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 15日、住石HD <1514> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の3.2億円→4.7億円に46.9%上方修正。従来の10.9%減益予想から一転して30.9%増益見通しとなったことが買い材料。堅調な国内石炭需要を背景に、売上高が4.8%上振れることが寄与する。なお、子会社が豪州の炭鉱会社から受け取るべき過年度配当金の計上時期を裁判の継続に伴い15年3月期に変更したことで、最終利益は従来予想の33億円→3.8億円(前々期は1.6億円)に下方修正した。

■ダイハツディーゼル <6023> 554円  +39 (+7.6%) 一時ストップ高    本日終値
 15日、ダイハツデ <6023> [東証2] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の23億円→49億円に2.1倍上方修正。従来の18.6%減益予想から一転して73.4%増益見通しとなったことが買い材料。前期業績の上方修正は13年10月に続き、2回目。円安による収益押し上げ効果やメンテナンス関連の売上が想定より伸びたことが利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが12.6倍→6.1倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■三洋工業 <5958> 180円  +9 (+5.3%)   本日終値
 15日、三洋工 <5958> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→11.5億円に27.8%上方修正。従来の10.6%減益予想から一転して14.2%増益見通しとなったことが買い材料。第3四半期までの販売低迷が響き売上が計画を下回ったものの、コスト低減や利益管理の徹底に取り組んだことが利益を押し上げた。業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の5円→5.5円(前の期は5円)に増額修正。前日終値ベースの予想PERが10.0倍→6.7倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均