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【材料】アクモス---中期経営計画を推進、2014年6月期の黒字転換目指す


アクモス<6888>は、ITソリューション事業を主力とする。官公庁のシステム構築や電力・上下水道・交通関連といった社会インフラ系システムに強み。企業の業務・基幹系から医療機関向け、宇宙開発関連まで幅広いシステムの開発・ネットワーク構築・運用・保守の実績を持つ。

第2四半期累計(2013年7月-12月期)決算は、売上高が前年同期比22.7%増の14.52億円、営業損失が1.03億円(赤字継続)、純損失が98百万円(赤字継続)となった。新たに事業を開始した地図情報サービス子会社ASロカスが売上増加に寄与したが、ASロカスの営業損失と社会インフラシステムの受注減少が影響した。

2014年6月期の業績については、売上高35.00億円(前期比31.7%増)、営業利益0.80億円(黒字転換)、純利益0.50億円(黒字転換)という期初予想を据え置いた。なお、例年第3四半期(1月-3月期)に売上・利益が集中する傾向がある。

中期経営計画では、初年度である2014年6月期を「再生」期と位置付ける。1日付で新規事業推進室を設置するなどの組織変更を実施、計画の推進に向け迅速な組織体制を構築し、既存事業の収益性強化やクラウド移行支援サービスやスマートデイバス等成長分野の取り込みに取り組む。

《FA》

 提供:フィスコ

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