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【市況】(中国)当局、個人投資家のリターン向上に向けた措置を近く発表か


中国で近く、上場企業に対する配当実施の奨励など、個人投資家の投資リターン向上に向けた措置が発表されるもようだ。「証券時報」(8日付)によると、中国証券監督管理委員会(証監会)が策定を担当。資本市場の長期的かつ健全な発展を目指す狙いがある。

報道によれば、上海、深セン上場の1090社のうち、2013年通期配当の実施を表明しているのは7割強に上る。高い配当実施率の背景には、当局が配当強化に努めていることがある。

2013年には上海証券取引所が上場企業に配当の実施を促す通達を発表。配当性向が50%以上の企業については、エクイティファイナンスや企業買収などの審査において、優遇措置をとる方針を示している。

《NT》

 提供:フィスコ

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