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【材料】綜合警備保障が7年ぶり高値、カジノ関連株はカジノ解禁期待にジリ高基調・・

  ALSOK <2331> が8日続伸し連日で年初来高値を更新。昨年9月9日高値をクリアし2007年6月以来のほぼ7年ぶり高値水準に上げてきた。カジノ解禁を期待した買いが続いているもよう。これまで何度も話題になってきたが刑法の壁に阻まれきた「カジノ解禁」だが、20年の東京オリンピック大会開催が決定。大会後の訪日外国人観光客増を図るための起爆剤としてカジノ解禁を目指し、昨年12月に自民党など3党が統合型リゾート(IR)整備のための法案を共同提出。今月下旬から衆議院審議入りして会期末の6月までに参議院での成立を図る見通し・・などの報道も後押しする。

  カジノ解禁関連銘柄として、スロットマシン関連のコナミ <9766> が3日ぶり反落も52週線上の上昇基調にあり、日金銭 <6418> が3日続伸し52週線沿いに上昇、警備のCSP <9740> は続伸し13週線沿いの上昇基調にあり、セコム <9735> は3日続伸し最後の上値関門26週線へのプラスかい離回複が目前・・と総じて強含みの動きとなっている。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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