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【材料】三菱自動車工業が大幅反発、16期ぶり25円復配と優先株の全量処理確定

 三菱自 <7211> が3日ぶりに大幅反発。28日昼に配当修正を発表、従来無配としていた14年3月期の期末一括配当を25円実施し、16期ぶりに復配する方針を示したことが買い材料。優先株の全量処理確定や業績好調などを踏まえ、15円の普通配当に特別配当10円を加えた25円で復配する。

 円が1ドル=101円50銭台へと上げ幅を拡大し、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> など大手自動車株が3日続落する中、発表を受けて同社は動意づき大幅高となった。

 同時に、優先株の取得に加え、優先株の普通株への転換も発表したが、優先株の全量処理が確定したこともあって、特に材料視されなかった。
(執筆者:熱田和雄ストック・データバンク)

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