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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):スターティア、内田洋、ソリトン、パンチ

■スターティア <3393> 1,877円  +177 (+10.4%)   本日終値
 21日、東証がスターティア <3393> [東証M]を28日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■内田洋行 <8057> 291円  +17 (+6.2%)   本日終値
 21日、内田洋 <8057> が14年7月期上期(13年8月-14年1月)の連結経常損益を従来予想の3億円の赤字→3.4億円の黒字(前年同期は7.2億円の赤字)に上方修正。8年ぶりに上期に黒字を確保する見通しとなったことが買い材料。補正予算の執行や教育ICT分野の大型案件獲得で、公共関連事業の収益が拡大した。「Windows XP」のサポート終了を背景に情報関連事業の収益も改善した。上期上振れに伴い、通期の経常利益も17億円→19億円と54.6%増益に11.8%上方修正した。

■ソリトンシステムズ <3040> 776円  +44 (+6.0%)   本日終値
 21日、ソリトン <3040> [JQ]が、日米でデジタルフォレンジック(不正アクセスや機密情報漏洩などの不正行為について、コンピューターや記録媒体の中に残された法的証拠を明らかにするデジタル鑑識)を展開するJi2と業務提携すると発表したことが買い材料。両社は特定の企業や組織、公的機関を狙う「標的型攻撃」対策に焦点をあて、サイバーセキュリティ分野の新製品やサービスを戦略ソリューションとして共同開発し、販売する。サイバー攻撃の脅威が高まる中、セキュリティ分野における展開加速など提携がもたらす相乗効果に期待する買いが向かった。

■パンチ工業 <6165> 1,119円  +50 (+4.7%)   本日終値
 21日、東証がパンチ <6165> [東証2]を3月14日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。併せて、東証1部への指定替えを記念し、14年3月期末に5円の記念配当を実施すると発表。年間配当を従来計画の15円→20円(前期は20円)に増額修正したことも買いに拍車を掛けた。同時に、160万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う最大24万株の第三者割当増資を実施すると発表したが、特に売り材料視はされなかった。新株発行は最大で184万株と発行済み株式数の約25.7%におよぶ規模となる。発行価格は3月3日から6日までのいずれかの日に決定。最大で約17億6000万円の調達資金は、5億8500万円を本社や国内工場のシステム投資などに充てるほか、中国子会社の研究開発・設備投資や短期借入金の返済に充てる。

■トーカロ <3433> 1,705円  +67 (+4.1%)   本日終値
 21日、トーカロ <3433> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→35億円に25.0%上方修正。従来の8.4%減益予想から一転して14.5%増益見通しとなったことが買い材料。半導体・液晶分野向け溶射加工が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与。海外子会社の業績好調も利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を45円→50円(前期は40円)に増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■ウェルネット <2428> 1,786円  +60 (+3.5%)   本日終値
 21日、東証がウェルネット <2428> [JQ]を28日付で市場2部に変更すると発表したことが買い材料。知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■AGCap <6993> 219円  -80 (-26.8%) ストップ安    本日終値
 21日に発表した「ライツ・オファリングを実施」が売り材料。

■翻訳センター <2483> 4,260円  -110 (-2.5%)   本日終値
 21日、翻訳センター <2483> [JQ]がウィザス <9696> [JQ]との資本・業務提携を解消すると発表したことが売り材料。外国語教育事業と外国語関連ビジネスに関する業務提携を解消するほか、同社株を35万6000株(持ち株比率21.13%)を保有する筆頭株主であるウィザスは、株式売り出しにより同社株を売却し、資本提携を解消する。売り出し株数は最大35万6000株で発行済み株式総数の約21.1%に相当。売り出し価格は3月3日から5日までの期間に決定される。発表を受けて、提携解消によるビジネスへの影響が懸念されたうえ、株式需給の悪化を警戒する売りが先行した。

■アサヒ <2502> 2,735円  +69 (+2.6%)   本日終値
 24日付の朝刊で「減価償却を定額法に。30億円の増益要因」と一部報じられたことが買い材料視された。

■MS&AD <8725> 2,455円  -83 (-3.3%)   本日終値
 24日付の朝刊で「大雪で保険金200億円規模に」と一部報じられたことが売り材料視された。

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