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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):サムコ、TAC、UMN、Pビッツ

■サムコ <6387> 975円  +78 (+8.7%)   本日終値
 27日、東証がサムコ <6387> [東証2]を14年1月9日付で市場1部に指定替えすると発表したことが好材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■TAC <4319> 374円  +6 (+1.6%)   本日終値
 27日、TAC <4319> が増進会出版社と資本・業務提携すると発表したことが買い材料。14年1月末までに増進会が発行済み株式数の5%の同社株を取得する一方、同社も14年2月末メドに増進会の孫会社から総議決権の10%に相当する株式を第三者割当増資により取得する。両社のノウハウを集約し、資格系通信講座や大学生・社会人向け英語教材などを共同開発・販売するとあって、相乗効果による収益拡大に期待する買いが向かった。

■UMNファーマ <4585> 3,050円  -700 (-18.7%) ストップ安    本日終値
 27日、UMN <4585> [東証M] が13年12月期の連結最終損益を従来予想の20億円の赤字→38.9億円の赤字(前期は19.9億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなったことが売り材料。組み換えインフルエンザHAワクチンのアジア地域でのライセンス供与に関する提携契約が期中に完了しないことなどから売上高が想定を下回るほか、研究資材の購入費用増加や、岐阜工場生産設備の圧縮記帳損の計上を見送ったための減価償却費増加も響く。 株価は700円ストップ安の3050円売り気配。

■パイプドビッツ <3831> 1,651円  -27 (-1.6%)   本日終値
 27日、Pビッツ <3831> [東証M] が14年2月期の連結経常利益を従来予想の7億円→5.5億円(前期は3.2億円)に21.4%下方修正。前年同期非連結比で増益率が2.2倍→69.8%増に縮小する見通しとなったことが嫌気された。主力のクラウド型プラットフォームの「スパイラル」の売上高は堅調に増加したものの、新規に提供を開始したビジネスプラットフォームの「政治山」「美歴」「ジョイプラ」「ArchiSymphony」「ILove下北沢」、広告事業で展開している「スパイラルアフィリエイト」において商品力の強化に想定以上の時間を要し、売上貢献が当初計画からずれ込むことが響く。業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→13円(前期は無配)に減額修正したことも売りに拍車を掛けた。

■地盤ネット <6072> 1,348円  +52 (+4.0%)   本日終値
 27日に発表した「地盤調査予約機能搭載システムを開発」、「地盤品質証明書付き住宅システム提供」が買い材料。

■ファンケル <4921> 1,137円  +35 (+3.2%)   本日終値
 30日付の朝刊で「機能性食品の開発拠点を15年にも新設」と一部報じられたことが買い材料視された。

■NEC <6701> 237円  +7 (+3.0%)   本日終値
 28日付の朝刊で「カシオモバイルを100%子会社に」と一部報じられたことが買い材料視された。

■太平洋セメント <5233> 404円  +11 (+2.8%)   本日終値
 28日付の朝刊で「国内セメント各社が国内海上輸送増強」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ソニー <6758> 1,826円  +41 (+2.3%)   本日終値
 「電池事業の売却見送り、中核事業に育成」・「同社などベンチャー発掘へ新基金」と一部報じられたことが買い材料視された。

■富士電機 <6504> 492円  +11 (+2.3%)   本日終値
 28日付の朝刊で「次世代電力計を量産。30億円で設備増強」と一部報じられたことが買い材料視された。

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