市場ニュース

戻る
 

【市況】(中国)短期金融市場:7日物レポ金利は不安定な動きに、一時9%台まで上昇


中国の金融市場で23日、短期金利の指標となる7日物レポ金利が不安定な動きを見せている。取引スタート時は5.57%と、前日引け時の7.60%から低下して始まったものの、その後は再び上昇し、一時9%台を付ける場面も。日本時間午前11時20分現在、8%台での推移となっている。

年末到来などによる流動性のひっ迫を受け、中国人民銀行(中央銀行)は20日、短期流動性オペ(SLO)を通じ、3日間で3000億元(約5兆円)超を市場に供給したと発表した。ただ、専門家の間では、人民銀による資金供給は一時的な効果しかもたらさず、流動性圧力を改善させることは難しいとの見方もある。

《NT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均