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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】:自民党逢沢一郎氏「中国が防空識別圏を設定」


自民党の逢沢一郎衆議院議員が、「中国が東シナ海に防空識別圏を設定。沖縄県、尖閣諸島上空の日本の防空識別圏と重なる。戦闘機によるスクランブルの判断基準となる。日中間の緊張が高まること避けられない。大変遺憾なこと。しかし不測の事態、偶発的事故が起きないようにする事肝要。日本は以前から防空識別圏を設定している。」とツイートしている。

中国国防省は23日、沖縄県の尖閣諸島を含む東シナ海に「防空識別圏(ADIZ)」を設定したと発表した。米政府はこれに対し、誤解や誤算を招く恐れがあるとの警告を発した。米国のケリー国務長官は中国に自制を求め、日本や関係国と対応を協議していると述べた。

こうした動きを受けて、本日の東京市場では防衛関連の一角が動意付く展開となった。防衛関連の低位材料株として位置付けが高い石川製作<6208>が買われたほか、防音サッシなどを手掛ける豊和工業<6203>も上昇。日経平均が年初来高値に迫る強い動きのなか、大型株だけではなくこうした中小型のテーマ株にも投資資金が向かうなど幅広い銘柄が物色される一日となった。

《MT》

 提供:フィスコ

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