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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ガンホー、アドテスト、大気社、小糸製

■ガンホー <3765> 64,700円  -15,000 (-18.8%) ストップ安    本日終値
 29日、ガンホー <3765> [JQ]が決算を発表。13年12月7-9月期(第3四半期)の連結経常利益が233億円で着地し、4-6月(第2四半期)の266億円から12.7%減となったことが嫌気された。スマートフォン向け人気ゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の成長に支えられて、1-9月(第3四半期累計)では前年同期比28倍の686億円に急拡大したものの、足元の成長スピードの鈍化を警戒する売りが殺到した。14日に国内で累計2000万ダウンロードを突破した「パズドラ」だが、ブーム一巡に伴う成熟期入りも指摘される中、季節要因やゲーム内イベントの反動減もあって、7-9月は売上高が伸び悩んだ。

■アドバンテスト <6857> 1,177円  -90 (-7.1%)   本日終値  東証1部 下落率10位
 29日に決算を発表。「上期税引き前が赤字転落で着地・7-9月期も赤字転落」が嫌気された。
 アドテスト <6857> が10月29日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前損益は73.8億円の赤字(前年同期は31.1億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒アドバンテストの詳しい業績推移表を見る

■大氣社 <1979> 2,279円  -138 (-5.7%)   本日終値
 29日、大気社 <1979> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の27億円→4億円(前年同期は29.5億円)に85.2%下方修正したことが売り材料。手持工事の進捗率の低下に加え、厚生年金基金の特例解散に伴う特別損失11億4500万円を計上したことが響いた。

■小糸製作所 <7276> 1,806円  -104 (-5.5%)   本日終値
 29日に決算を発表。「今期経常を5%下方修正」が嫌気された。
 ⇒⇒小糸製作所の詳しい業績推移表を見る

■コメリ <8218> 2,468円  -137 (-5.3%)   本日終値
 29日に決算を発表。「今期経常を9%下方修正」が嫌気された。
 コメリ <8218> が10月29日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10.6%減の112億円に減り、従来の7.5%増益予想から一転して減益で着地。
  ⇒⇒コメリの詳しい業績推移表を見る

■四国化成工業 <4099> 741円  -41 (-5.2%)   本日終値
 29日に決算を発表。「上期経常の対通期進捗は過去平均を下回る」が嫌気された。
 ⇒⇒四国化成工業の詳しい業績推移表を見る

■TAC <4319> 313円  +80 (+34.3%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 29日、TAC <4319> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.7億円→15.5億円(前年同期は4.6億円)に2倍上方修正し、増益率が66.5%増→3.3倍に拡大し、6期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。公務員講座が好調に推移したほか、金融・不動産分野の宅建主任者・マンション管理士・フィナンシャルプランナー講座なども堅調だったため、財務・会計分野や経営・税務分野の落込みをカバーすることができた。また、売上原価、販管費のうち賃借料・講師料・人件費などの主要な固定費については、当初計画通り削減でき、外注費などのその他諸経費の圧縮なども寄与した。

■大末建設 <1814> 140円  +10 (+7.7%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 29日、大末建 <1814> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の5000万円の黒字→3億2000万円の黒字(前年同期は4億6600万円の赤字)に6.4倍上方修正したことが買い材料。受注が計画より順調に推移し、着工により工事が進捗していることにより売上が伸びた。また、受注工事の利益が改善できたことに加え、一般管理費削減も寄与した。

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