【市況】(香港)HKMAが米緩和縮小に警戒感、香港への影響は大きくなる公算も
香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は25日に発表した報告書の中で、米国の量的緩和縮小による影響に警戒感を示した。現在は不動産市場がバランスを欠いていることもあり、米国の金融政策転換による影響はより大きくなる可能性があるとした。
HKMAは、1994-95年の米国の利上げサイクルにおいて香港の株式市場や不動産市場がマイナス影響を受けたことに言及。ただ、外需の堅調がマイナス影響をある程度相殺したため、香港への影響は相対的に限られたと指摘している。
《NT》
提供:フィスコ