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【経済】ヤマト、クール宅急便の需要増で上海のシェアを急拡大


ヤマト・ホールディングス<9064>の中国子会社はこのほど、食の安全に対する中国人の
関心が高まっていると指摘し、上海市及び周辺におけるクール宅急便に対する需要が急速に伸びていると発言。日本のクール宅急便市場における同社のシェアが1割強にとどまっているが、上海市場への進出は約3年半しか経っていないにもかかわらず、すでに2割強のシェアを握っているという。

山内雅喜社長は、ネットを経由して日本の牛肉やカニを注文する中国人が増加していることが宅配データで分かったと指摘。また、同社が手がけている次世代型物流施設「羽田物流ターミナル」の整備が完成すれば、荷物の仕分けや配送など一カ所に集中するため、コスト削減につながるほか、日中間の貿易増に寄与できると強調した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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