【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（2）：アスカネット、バイテック、北海電、ＵＳシステム

■アスカネット <2438> 3,420円　 +120 (+3.6％)　　　本日終値
　29日、東証が30日売買分からアスカネット <2438> [東証Ｍ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■バイテック <9957> 687円　 -124 (-15.3％)　　　本日終値　 東証１部 下落率2位
　29日、バイテック <9957> が200万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う30万株の第三者割当増資を実施すると発表。新株発行が最大で発行済み株式数の19％におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。発行価格は9月9日から11日までのいずれかの日に決定。最大で約17億円の調達資金は、設置を計画しているメガソーラー発電所にかかる土地取得資金と土地造成にかかる工事負担金や、新電力事業を行う子会社への投融資資金などに充てる。

■北海道電力 <9509> 1,154円　 +39 (+3.5％)　　　本日終値
　29日に業績修正を発表。「非開示だった上期経常は赤字縮小へ」が好感された。
　北海電 <9509> が8月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。非開示だった14年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が400億円の赤字(前年同期は494億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しと発表した。
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■ＵＳシステム <3390> 4,705円　 +280 (+6.3％)　　　本日終値
　29日に発表した「システム事業の一部を譲渡へ」が買い材料。

■九州電力 <9508> 1,277円　 +21 (+1.7％)　　　本日終値
　29日に発表した「退職給付信託に保有株320億円を拠出。今期に210億円の退職給付信託設定益を特別利益に計上」が買い材料。

■イオン <8267> 1,344円　 +22 (+1.7％)　　　本日終値
　大和証券が29日付で投資判断を「2→1」に引き上げ、目標株価を1500円→1800円に増額したことが買い材料視された。

■英和 <9857> 388円　 +6 (+1.6％)　　　本日終値
　29日に発表した「産業用オートメの東武機器を子会社化」が買い材料。

■ウチダエスコ <4699> 743円　 -37 (-4.7％)　　　本日終値
　29日に決算を発表。「今期経常は1％減益」が嫌気された。
　ウチダエスコ <4699> [ＪＱ] が8月29日大引け後(15:00)に決算を発表。13年7月期の連結経常利益は前の期比33.0％増の8.1億円に拡大したが、14年7月期は前期比1.2％減の8億円に減る見通しとなった。同時に、前期の年間配当を15円→20円(前の期は15円)に増額し、今期も20円を継続する方針とした。
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■ストリーム <3071> 45,000円　 -1,200 (-2.6％)　　　本日終値
　29日に業績修正を発表。「今期経常を93％下方修正」が嫌気された。
　ストリーム <3071> [東証Ｍ] が8月29日大引け後(17:20)に業績修正を発表。14年1月期の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→0.1億円の黒字(前期は10.4億円の赤字)に93.0％下方修正した。
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