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「キャッシュレス決済」が4位、現金使わないケースが急増傾向に<注目テーマ>

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 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「キャッシュレス決済」が4位にランキングされている。

 10月1日から消費税が10%に引き上げられたが、これに合わせて政府が主導する形でのキャッシュレス決済のポイント還元制度もスタートしている。日本は現金至上主義が根付いており、キャッシュレス決済については世界の後塵を拝している。アジアでみても、韓国ではキャッシュレス比率が95%を超え、日常において現金で決済することは珍しいという状況。中国でも非現金決済が全体の3分の2を占める。対して日本は20%に過ぎない。

 そうしたなか安倍政権では、今回の消費増税にタイミングを合わせポイント還元制度を前面に押し出すことで、景気対策とキャッシュレス普及の2つの果実を得ることを狙っている。そして、出足はその狙い通りに進んでいるようだ。

 8日付の日本経済新聞では「1日の消費増税にあわせて政府主導で始まったキャッシュレス決済のポイント還元制度を追い風に、現金を使わない決済が急増している」と報じている。このポイント還元制度では決済額の2%もしくは5%が還元され、来年6月末まで実施される予定にあるが、中小の小売企業には政府から補助が出ることもあって、日経新聞によれば「1日時点で約50万店が登録されている」状況にあるようだ。

 また同時に、「Suica」や「楽天Edy」、「LINEペイ」、「メルペイ」、「Paypay」など決済事業者への登録が急増している現状も伝えられている。

 関連銘柄としてはGMOペイメントゲートウェイ<3769>、電算システム<3630>、ビリングシステム<3623>、ジャストプランニング<4287>、ヴィンクス<3784>、サインポスト<3996>、スマレジ<4431>、東芝テック<6588>、インテリジェント ウェイブ<4847>、オプトエレクトロニクス<6664>などをマークしておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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