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4℃ホールデが反発、上期営業利益10%増と自社株消却発表を好感

 ヨンドシーホールディングス<8008>が反発している。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高219億2500万円(前年同期比0.8%減)、営業利益21億9500万円(同10.1%増)、純利益14億8400万円(同18.3%減)となり、営業利益が2ケタ増益となったことが好感されている。

 主力のジュエリー事業で不採算店舗の圧縮に取り組んだことから売上高は微減となったが、店舗収益力が回復し増益を確保した。またアパレル事業のアスティグループで企画提案力と生産背景を生かした主力得意先との取り組み強化が奏功し、収益力が向上したことも寄与した。なお、今期から持ち分法投資利益がなくなったことで、最終利益は減益となった。

 20年2月期通期業績予想は、売上高473億円(前期比0.4%増)、営業利益51億円(同2.3%増)、純利益34億円(同39.3%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、発行済み株数の17.05%にあたる自社株500万株を10月15日付で消却すると発表しており、これも好材料視されているようだ。消却後の発行済み株数は2433万1356株となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

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