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前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―


■プロルート <8256>  111円 (+30円、+37.0%) ストップ高

 プロルート丸光 <8256> [JQ]がストップ高。同社が13日、Wealth Brothersと資本提携すると発表したことが買い材料視された。

■ウインテスト <6721>  208円 (+50円、+31.7%) ストップ高

 ウインテスト <6721> [東証2]がストップ高。13日大引け後に発表した19年7月期の連結最終損益は6.3億円の赤字(前の期は3.5億円の赤字)に赤字幅が拡大したものの、続く20年7月期は1.5億円の黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料視された。今期は台湾や中国向けに主力の半導体検査装置の販売が大きく伸びるうえ、太陽光パネルの新規設置や是正工事の受注も増加し、売上高は前期比3.5倍の15.1億円に拡大を見込む。なお、通期業績の黒字化は05年7月期以来、15年ぶりとなる。

■原油ブル <2038>  1,360円 (+244円、+21.9%)

 NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN <2038> [東証N]が3日ぶりに急騰。サウジアラビアの石油関連施設が爆撃されたことを受け、16日の米原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格は一時約4ヵ月ぶりの高値となる1バレル=63ドル台に急伸した。これに連動する格好で原油ブルも急騰している。同銘柄は原油市況動向に連動させたETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを想定したボラティリティの高さが特長となっている

■中央化学 <7895>  450円 (+80円、+21.6%) ストップ高

 中央化学 <7895> [JQ]がストップ高で4連騰。需給相場の様相をみせており、前方には一目均衡表の分厚い雲があったが、ここを一気に上抜けた。樹脂製食品包装容器業界の先駆で、プラスチック容器の回収・リサイクル分野に積極的に取り組んでいる。10月から実施される消費税率引き上げでは、軽減税率の対象となる持ち帰り弁当・食品の需要が喚起されることが予想され、同社はその恩恵を享受する可能性がある。株価は足が速く、今年6月に急動意し、同月26日に570円の年初来高値に買われた経緯がある。

■LCHD <8938>  904円 (+122円、+15.6%) 一時ストップ高

 LCホールディングス <8938> [JQG]が急騰、一時ストップ高。13日の取引終了後、北京北大青鳥投資から総額30億円の資金の借り入れを行うと発表しており、これが好感された。同社は8月14日、クラウドファンディング投資家からの匿名組合出資預り金(8月31日現在57億5700万円)の償還が困難となるおそれがあると発表し、第1四半期報告書で継続企業の前提に関する事項を注記していた。今回の借り入れは、匿名組合出資預り金などの弁済原資及び運転資金の確保につながることから、当面の資金繰りに対する懸念が後退したとの見方が強まっているようだ。

■エディア <3935>  482円 (+61円、+14.5%) 一時ストップ高

 エディア <3935> [東証M]が急反騰。同社は17日、新規事業として漫画動画事業に参入したと発表。同社はこのほど、漫画動画プロジェクト「ミルコミ」を立ち上げ、その第1弾として女性向けYouTubeチャンネル「Cawaiiカレッジ!(カワイイカレッジ!)」を15日からスタート。年内にあと2チャンネルを開設する予定だとしている。

■コロプラ <3668>  793円 (+100円、+14.4%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。コロプラ <3668> がストップ高。スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> 傘下のスクウェア・エニックスと共同開発した「ドラゴンクエストウォーク」がAppStoreのゲーム部門のトップセールスランキングで1位を維持しており、好調な滑り出しが好感された。同アプリは、ドラクエの世界観が実際のマップに反映され、プレイヤー自身が歩いて冒険する位置情報系RPGで、9月12日に配信を開始。好スタートを受けて、スクエニHDも新如意となっている。

■アエリア <3758>  1,195円 (+116円、+10.8%)

 アエリア <3758> [JQ]が続急騰。同社はオンラインゲーム中心の運営やソフト開発を手掛けるが、不動産関連事業などにも多角化を図っている。13日取引終了後、傘下のリベル・エンタテインメントが、スマートフォン向けイクメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」について、同日付けに650万ダウンロードを突破したと発表した。ここアエリアの株価は9月に入ってから調整をいれていたが、これを材料視する形で再浮上に転じている。

■国際石開帝石 <1605>  1,102円 (+97.5円、+9.7%)

 東証1部の上昇率3位。石油関連株が軒並み高。国際石油開発帝石 <1605> 、石油資源開発 <1662> 、JXTGホールディングス <5020> 、出光興産 <5019> が急伸している。サウジアラビアの石油関連施設が爆撃されたことを受け、原油価格が急騰。米原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が16日、一時約4ヵ月ぶりの高値となる1バレル=63ドル台に急騰。これを受け、米国市場でエクソン・モービルなど大手石油株が上昇しており、東京市場でも石油関連株への買いが膨らんだ。

■クロスフォー <7810>  350円 (+29円、+9.0%)

 クロスフォー <7810> [JQ]が急反発。同社はジュエリーの製造及び販売を行うが、ダイヤモンドを揺らすパーツで独自技術を有し、これを強みとしている。同社が13日取引終了後に発表した19年7月期業績は営業利益段階で前の期比74%減益の6100万円と低迷したが、20年7月期については前期比3.3倍の2億円と急回復する見通しを発表した。更に配当についても前期実績比1円30銭増配の1円60銭にすることを発表、これらを手掛かり材料に買いを引き寄せた。

■データセクション <3905>  616円 (+45円、+7.9%)

 データセクション <3905> [東証M]が急反発。同社は17日、グループ会社のソリッドインテリジェンスがトランス・コスモス <9715> の子会社で調査・データ分析を手掛けるトランスコスモス・アナリティクスと資本・業務提携すると発表。トランス・コスモスは、トランスコスモス・アナリティクスを通じてソリッドインテリジェンスに出資。トランスコスモス・アナリティクスとソリッドインテリジェンスは両者の強みを生かし、高品質な多言語ソーシャルリスニングサービスの提供を開始するとしている。

■鳥貴族 <3193>  2,329円 (+157円、+7.2%)

 鳥貴族 <3193> が続急伸。13日大引け後に発表した19年7月期の経常利益(非連結)は前の期比29.0%減の11.4億円だったが、従来予想の6億円を上回って着地。続く20年7月期は前期比10.4%増の12.6億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。前期は店舗別採算管理の強化で販管費が大きく減少したことが利益上振れの要因となった。今期も不採算店舗の閉店など引き続き利益率の向上に注力し、2ケタ増益の達成を目指す。

■ユーザーローカル <3984>  3,600円 (+235円、+7.0%)

 ユーザーローカル <3984> [東証M]が急反発。同社は17日、プレジデント社(東京都千代田区)が運営する「PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)」に、メディアにコメント機能を実装する「AIコメントシステム」の提供を開始したと発表。これが材料視されたようだ。

※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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