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東京為替:ドル・円は小じっかり、円売り基調で1カ月半ぶり108円台


12日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株高を受けたリスク選好の円売りを背景に、8月1日以来1カ月半ぶりに108円台を回復した。

ドル・円は、107円後半で寄り付き後、米中貿易摩擦や米国のイラン政策に対する懸念が後退し、円売りが先行。また、日経平均株価や上海総合指数、欧米株式先物堅調地合いを背景に円は一段安となりドルは108円台を回復。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで推移しており、目先の日本株高継続への期待感から円売り地合いが続く。また、今晩開催の欧州中銀(ECB)理事会で一段の緩和的な政策を見込んだユーロ売りも、ドルの押し上げ要因。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円78銭から108円10銭、ユーロ・円は118円66銭から119円07銭、ユーロ・ドルは1.1008ドルから1.1015ドルで推移した。

【要人発言】
・トランプ米大統領
「中国への追加関税発動を10月1日から10月15日に延期」

【経済指標】
・日8月国内企業物価指数:前年比-0.9%(予想:-0.8%、7月:-0.6%)
・日・7月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比-6.6%(予想:-8.0%、6月:+13.9%)

《MK》

 提供:フィスコ

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