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ウインテストが続伸、カフレス血圧推定法を和歌山大学などと共同開発へ

 ウインテスト<6721>が続伸している。29日の取引終了後、ECG(心電図)とPPG(食後血糖値)を用いたカフレス血圧推定法を和歌山大学及びTAOS研究所(横浜市港北区)と共同開発すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

 一般的なカフ(腕帯)方式による血圧推定は、医療機関での検査または腕などの動脈を圧迫する医療機器が必要とされ、手軽に健康を管理する方法とはいえず、また一般的な機器では、そのデータの再利用が難しいといった課題があった。今回、3者が共同開発する「ECGとPPGを用いたカフレス血圧推定法」は、測定部に指を挟むまたは、乗せることで脈波データをウインテストの持つIoT技術を活用し電子的に取得。また、データをTAOS研究所のカオス解析技術を利用して、ヘルスケアデータに変換することで、血圧情報、脈拍、血管年齢からストレス度の測定を行うというもの。今後、日本や中国での販売を視野に事業化を目指すとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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