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外為サマリー:一時1ドル106円60銭台に上昇、株高や米金利上昇が支援材料

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=106円57銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円44銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された8月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が49.9と市場予想(50.5)を下回り、好不況の分かれ目となる50を割り込んだことが影響。一時106円32銭まで軟化した。

 ただ、東京市場に移ってからはドル買い・円売りが優勢の展開となっている。時間外取引でのNYダウ先物の堅調な動きや、米長期金利の上昇が支援材料。今晩に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に積極的には動きにくいムードもあるが、反落して始まった日経平均株価が切り返していることもあり、午前9時50分過ぎには106円62銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1078ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=118円05銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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