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東京株式(前引け)=小幅続伸も売買代金低調で値下がり銘柄数多い

 17日前引けの日経平均株価は前営業日比19円60銭高の2万1136円49銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億4483万株、売買代金概算は7710億4000万円。値上がり銘柄数は643、対して値下がり銘柄数は1386、変わらずは109銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り買い交錯で、寄り付きは日経平均が若干安く始まったものの、下値を売り込む動きは見られず、前場後半はプラス圏に浮上する展開となった。前週末の米株市場は軟調だったが、きょう取引時間中に外国為替市場では1ドル=108円台後半の推移と円安含みに推移したほか、中国・上海株や香港株などアジア株市場が総じて堅調に推移したことが安心感をもたらしたようだ。もっとも、前場の売買代金は7000億円台と超閑散商いが継続している。また、値下がり銘柄数も値上がり銘柄数の2倍以上と多く、TOPIXもマイナス圏で着地しており、実質的には売り優勢の地合いといえる。

 個別ではソニー<6758>が売買代金トップで高く、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。楽天<4755>、資生堂<4911>も買い優勢。フリービット<3843>が値上がり率トップに買われ、ディー・エル・イー<3686>も商いを伴い大幅高に買われた。森永乳業<2264>も物色人気。半面、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などが安く、キーエンス<6861>、日本電産<6594>も軟調。エイチーム<3662>が急落、日本通信<9424>も安い。ヤーマン<6630>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2019年06月17日 12時04分

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