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話題株ピックアップ【夕刊】(3):JMC、クロスプラス、トレファク

■JMC <5704>  1,901円  +117 円 (+6.6%)  本日終値
 JMC<5704>が急反発。同社は12日、心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」の欧州での販売強化に向け、稲畑産業<8098>のドイツ拠点と業務提携すると発表。同社は現在、日本を含む10カ国で「HEARTROID」を販売しており、今後は欧州と同様に各地で販売業務提携を進め、事業拡大を図るとしている。

■クロスプラス <3320>  627円  +12 円 (+2.0%)  本日終値
 クロスプラス <3320> [東証2]が高い。12日大引け後に発表した20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益が2億4800万円の黒字(前年同期は4600万円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料視された。M&A効果やグループ再編により、専門店向けやEC向けの衣料品販売が増加したことが寄与。低価格帯商品の販売を減らすことで販売単価が上昇したことも黒字転換に大きく貢献した。上期計画の1億5000万円の赤字を大幅に上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■トレファク <3093>  856円  +13 円 (+1.5%)  本日終値
 トレジャー・ファクトリー<3093>が高い。同社はきょう、自社運営する引っ越しサービス「トレファク引越」と、大東建託<1878>傘下の大東建託リーシングが業務提携したと発表。同社では年間14万件の仲介実績を持つ大東建託リーシングとの提携を通じて、トレファク引越サービスの認知度向上を図るとしている。

■インターアクション <7725>  1,422円  +12 円 (+0.9%)  本日終値
 インターアクション <7725> が反発。12日大引け後、19年5月期の連結経常利益を従来予想の14億円→18.5億円に32.2%上方修正。増益率が41.8%増→87.4%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。前期業績の上方修正は1月に続き、2回目。取引先の積極的な設備投資を背景に、CCDおよびC-MOSイメージセンサー向け検査用光源装置や瞳モジュールの販売が伸び、売上高が計画を11.3%も上回ったことが利益を押し上げた。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→18円(前の期は13円)に増額修正したことも支援材料となった。

■ウイルコHD <7831>  142円  -24 円 (-14.5%)  本日終値
 ウイルコホールディングス<7831>が大幅続落。12日の取引終了後、19年10月期の連結業績予想について、営業損益を2億8000万円の黒字から6000万円の赤字(前期1億9000万円の赤字)へ、最終利益を2億円から7000万円(同2億5400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気された。売上高は158億円(前期比3.5%増)の従来見通しを据え置いたものの、知育事業が編集体制整備の遅れから計画未達となったことに加えて、情報・印刷事業における想定以上の印刷用紙の値上がりや受注競争の激化が利益を押し下げたとしている。

■SKIYAKI <3995>  821円  -30 円 (-3.5%)  本日終値
 SKIYAKI<3995>が大幅安。同社は音楽アーティストなどのファンクラブサイトの制作・運用などを手掛けている。12日引け後に発表された20年1月期第1四半期(2~4月期)の業績は、売上高10億2800万円(前年同期比48.8%増)と関連会社を取り込むことで大幅増収を確保したものの、営業利益は2300万円(同51.1%減)、最終利益は900万円(同65.7%減)と大幅減益となった。事業拡大に向けた積極採用及び昇給などの人件費増がのしかかった格好だ。20年1月期営業利益見通しは、2億3000万円~3億5000万円(前期比0.4%増~52.8%増)とされており、第1四半期時点での進捗率は6.6~10.0%にとどまっていることがネガティブ評価されているようだ。

■エスエルディー <3223>  970円  +25 円 (+2.7%)  本日終値
 12日に発表した「『IMADA KITCHEN』店舗運営業務受託」が買い材料。
 渋谷に出店予定の若者向けフードブランド開発事業「IMADA KITCHEN」の開業支援業務に続き、店舗運営業務を受託。

■サムコ <6387>  784円  -36 円 (-4.4%)  本日終値
 12日に決算を発表。「2-4月期(3Q)経常は68%減益」が嫌気された。
 サムコ <6387> が6月12日大引け後(15:30)に決算を発表。19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比45.0%増の3億0600万円に拡大し、通期計画の5億3000万円に対する進捗率は5年平均の45.8%を上回る57.7%に達した。
  ⇒⇒サムコの詳しい業績推移表を見る

■オーエムツー <7614>  1,240円  -25 円 (-2.0%)  本日終値
 12日に決算を発表。「2-4月期(1Q)経常は7%減益で着地」が嫌気された。
 オーエムツーネットワーク <7614> [JQ] が6月12日大引け後(15:30)に決算を発表。20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比6.5%減の3億円に減り、2-7月期(上期)計画の6.2億円に対する進捗率は48.7%にとどまり、5年平均の54.9%も下回った。
  ⇒⇒オーエムツーの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 Jエスコム <3779>  287円  +80 円 (+38.7%) ストップ高   本日終値
 ニチリョク <7578>  1,071円  +150 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 ETFS白金 <1674>  9,800円  0 円 (0.0%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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