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<注目銘柄>=アジア航測、豊富な受注残に注目

 アジア航測<9233>は航空測量大手で、情報システム分野と建設コンサルが主力。安倍政権が推進する国土強靭化などが追い風となっている。

 足もとでは社会インフラマネジメント事業がやや苦戦しているものの、環境保全や復興再生といった国土保全コンサルタント事業が好調。5月10日に発表した19年9月期第2四半期累計(18年10月~19年3月)の連結経常利益は23億7200万円(前年同期比19.0%増)となり、通期計画14億9000万円を超過した。同社は納品が年度末に集中する官公需の特殊性から第2四半期の売上高や利益が増加する傾向にあるが、同期末時点の受注残は約105億6500万円(前年同期末比25.5%増)と豊富なことから通期業績の上振れが期待できそうだ。

 株価は5月16日につけた直近安値703円を底に下値を切り上げる展開。今年1月には9日続伸、5月には8日続伸を記録しており、一度火が付けば継続的な上昇が見込める点に注目したい。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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