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適度な賃金上昇予想で利下げの可能性低下


 米連邦準備理事会(FRB)が17日に公表した地区連銀経済報告によると、経済活動は3月から4月初めに緩やかなペースで拡大し、いくつかの地区では経済成長がやや強まっていることが確認された。雇用については、大半の地区で技能労働者の不足が報告されており、賃金は全般的に緩やかに上昇していることが指摘された。賃金上昇率が加速するとは言えないものの、平均時給ベースで年率3%台の上昇がこの先もしばらく続くと予想される。このため、インフレ鈍化の可能性は大きく低下し、利下げの必要性についてFRBで議論されることはなくなりそうだ。
《MK》

 提供:フィスコ

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