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話題株ピックアップ【夕刊】(3):日亜鋼、ファルコム、テリロジー

■日亜鋼業 <5658>  353円  +19 円 (+5.7%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 日亜鋼業 <5658> が高い。17日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の12.5億円→15億円に20.0%上方修正。従来の0.6%減益予想から一転して19.2%増益見通しとなったことが買い材料視された。販売数量の増加や販売価格の上昇などを背景に、高圧ボルト製品と普通線材の収益が改善したことが寄与。

■ヒロセ通商 <7185>  1,780円  +72 円 (+4.2%)  本日終値
 ヒロセ通商<7185>が大幅高、1700円近辺で底ばいを続けていたが、一気に上放れる動きをみせている。同社は外国為替証拠金取引の専業大手で小口の個人投資を主要顧客としている。17日取引終了後に発表した3月の営業収益は前年同月比14.8%増の10億2900万円と2ケタ伸長をみせた。これを材料視する買いを呼び込んだ。

■日本ファルコム <3723>  1,458円  +57 円 (+4.1%)  本日終値
 日本ファルコム<3723>が4連騰し年初来高値を更新。17日の取引終了後、アクションRPG「イース8 -Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」を全世界で配信すると発表しており、これを好感した買いが入った。「イース」シリーズは、1987年に第1作のパソコン専用ゲーム「イース」が発売されて以来、多種多様なプラットフォームへと移植され、北米、欧州、アジアを中心とする海外へも展開しているアクションRPG作品。今回の世界配信は、オンラインゲーム・モバイルゲームの大手パブリッシャーである中国ラインコン・エンターテインメント・テクノロジー(北京市)と契約し、iOS/Androidスマートフォン用新作アプリとして配信するとしている。

■テリロジー <3356>  991円  +11 円 (+1.1%)  本日終値
 テリロジー<3356>は反発。17日取引終了後に自社開発のRPAツール「EzAvater」について、ネクスグループ<6634>傘下のネクス・ソリューションズ社と販売代理店契約を締結したことを発表、これを手掛かり材料にリバウンドを見込んだ買いを引き寄せた。

■竹田印刷 <7875>  611円  -7 円 (-1.1%)  本日終値
 竹田印刷<7875>は続落し年初来安値を更新した。17日の取引終了後、19年3月期業績に9億3300万円の減損損失を特別損失として計上すると発表しており、業績への影響が懸念されている。関東地区の収益性低下を受けて、同地区で保有する固定資産について帳簿価格を回収可能価格まで減額した結果という。なお、19年3月期業績は現在精査中としている。

■JT <2914>  2,574円  -30 円 (-1.2%)  本日終値
 17日に発表した「3月国内たばこ販売数量は13%減」が売り材料。
 3月の国内たばこ販売数量は前年同月比13.0%減の63億本。

■NOK <7240>  1,846円  -6 円 (-0.3%)  本日終値
 NOK<7240>は冴えない。17日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が6772億円から6695億円(前の期比8.2%減)へ、営業利益が266億円から230億円(同48.8%減)へ、純利益が170億円から35億円(同90.1%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが弱材料視された。連結子会社の日本メクトロンにおいて、市場および事業環境の変化に伴い収益性が低下したことに加えて、これに伴い減損損失を特別損失として計上したことが要因としている。

●ストップ高銘柄
 窪田製薬HD <4596>  507円  +80 円 (+18.7%) ストップ高   本日終値
 サンバイオ <4592>  4,710円  +700 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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