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ドーン---3Qは営業利益が30.2%増、受託開発売上やクラウドサービスの利用料収入が増加し増収増益


ドーン<2303>は11日、2019年5月期第3四半期(18年6月-19年2月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.0%増の6.03億円、営業利益が同30.2%増の1.31億円、経常利益が同30.5%増の1.35億円、四半期純利益が同31.2%増の0.93億円となった。

「NET119緊急通報システム」や「DMaCS(災害情報共有サービス)」等の防災関連のクラウドサービスの拡販に努めるとともに、地方自治体等の年度末に納期が到来する受託開発案件の履行に注力した。また、当第3四半期も、東北大学等と山岳捜索支援システム、京都大学等と千葉県柏市でAED搬送システムの実証実験を実施した。以上の結果、売上高については、地方自治体の防犯・防災関連システムの受託開発売上やクラウドサービスの利用料収入が増加した。利益については、売上高の増加や、原価の低減により売上高総利益率が前年同期比5.7ポイント向上した。

なお、事業として顧客の決算期が集中する3月に売上計上される受注が多いため、第4四半期会計期間に売上高が偏重する傾向があることから、各四半期の業績に季節変動がある。

2019年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の8.80億円、営業利益が同11.1%増の1.80億円、経常利益が同10.2%増の1.83億円、当期純利益が同11.4%増の1.27億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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