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米国株見通し:世界的な景気減速懸念再燃による売り圧力続く


S&P500先物  2802.50(- 8.25) (17:35現在)
ナスダック100先物  7326.75(-31.75) (17:35現在)


 17時35分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は60ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.30ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、25日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。


 世界的な景気減速懸念の再燃が、引き続き売り圧力になる。ただ、「モラー米特別検察官、米大統領選でのトランプ陣営とロシアの共謀認定せず」、「ロシア疑惑捜査報告書、トランプ大統領の司法妨害疑いについては判断見送り」と伝えられており、これまでのトランプ相場継続にある程度つながるとみられる。NY原油先物は、ユーロ安による割高感と株安による需要後退思惑で軟調推移が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標は、2月シカゴ連銀全米活動指数と3月ダラス連銀製造業活動指数。シカゴ指数は2カ月連続でマイナス予想、ダラス指数も再び低下が予想されており、株式市場にはネガティブな材料となる可能性がある。

《KK》

 提供:フィスコ

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