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外為サマリー:1ドル110円70銭台前後でもみ合う、FOMC後の落ち着き処探る

 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円75銭前後と20日午後5時時点に比べ80銭強の大幅なドル安・円高で推移している。

 21日のニューヨーク外国為替市場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けたドル売り・円買いが一服し、ドル円相場は1ドル=110円台後半で推移した。また、3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が、前月比で上昇し市場予想を上回ったこともドル買い・円売りにつながったようだ。

 この日の東京市場に移ってからは、ドルは110円70銭台を中心に一進一退。FOMCでは、19年中の利上げ回数は従来の2回がゼロ回とされた。また、9月末で資産圧縮を完全停止することも明らかにされた。市場の予想を上回るハト派姿勢が示されたことから、米金利は低下し、日米金利差縮小の観測からドル売り・円買い膨らんだ。ただ、110円前半では買いが入っており、相場はFOMC後の落ち着き処を探る展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1367ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円89銭前後と同70銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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