銘柄ニュース

戻る
 

NY為替:ポンドは弱含み、合意なきEU離脱を警戒


21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円38銭から110円96銭まで上昇し、110円80銭で引けた。3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想以上に改善し、週次新規失業保険申請件数は市場予想を下回ったため、米国経済の成長への懸念が後退し、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1397ドルから1.1343ドルまで下落し、1.1372ドルで引けた。ユーロ圏3月消費者信頼感指数速報値が予想を下回りユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、126円14銭から125円71銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3173ドルから1.3004ドルまで下落。欧州連合(EU)は英首相と合意した協定案を再交渉する意思がないことを再表明し、合意なき離脱への警戒感が再燃。ポンドンド売りが加速。その後、EUは合意ない離脱の脅威を回避するため代替案を模索しているとの報道を受けて、ポンドは下げ止まった。ドル・スイスは、0.9915フランへ下落後、0.9946フランまで上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均