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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、中銀議事要旨や雇用統計に注目


■強含み、中国本土株式の堅調地合いなどが好感される

先週の豪ドル・円は強含み。豪ドル金利の先高観は後退したが、ユーロ買い・円売りの取引が増えたこと、米長期金利の低下、中国本土株式の堅調推移などを意識して、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢となった。取引レンジ:77円91銭-79円25銭。

■底堅い展開か、中銀議事要旨や雇用統計に注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の3月理事会議事要旨の発表があるが、金融政策の中立スタンスが再確認されるとみられ、豪ドルは買いづらい。一方、中銀が同理事会での声明で「労働市場は引き続き力強い」と指摘するなか、2月雇用統計の発表が注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・19日:豪準備銀行の3月理事会議事要旨
・21日:2月雇用統計(1月:失業率5.0%、雇用者数増減+3.91万人)

予想レンジ:78円00銭-81円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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