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来週の為替相場見通し=米中通商協議の行方など注視

 来週の外国為替市場のドル円相場は、米中通商協議の動向が注視されるほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言などに関心が集まりそうだ。予想レンジは1ドル=109円80~111円80銭。

 この週は110円後半を中心とする狭いレンジでの一進一退が続いた。来週は注目イベントが目白押しで、その結果に相場は一喜一憂しそうだ。なかでも週末の3月1日には米中貿易協議の期限を迎える。市場では、期限延長の観測が強まっており、米中首脳会談がいつ開催されるかなどに関心が向かっている。また、27~28日にはトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が会談する。パウエルFRB議長は26日に米上院、27日に米下院で議会証言を行う。今後の金融政策を探るうえで、同議長の発言は注目されている。また、注目の経済指標の発表も相次ぐ。26日に米2月消費者信頼感指数、米12月住宅着工件数、27日に米1月中古住宅販売仮契約、28日に米10~12月国内総生産(GDP)、中国2月製造業PMI、1日に米2月ISM製造業景況感指数が発表される。国内では28日に1月鉱工業生産、1日に有効求人倍率などが公表される。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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