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値上げ業種は株価が堅調に推移、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/22付の「DailyOutlook」では、値上げ業種と株価の推移について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『本日は、1月の全国消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。デフレ脱却と言われて久しいが、物価の動きは鈍い。今年は、エネルギー(原油)安、通信料金値下げ、教育無償化(保育料)などを要因に、一段と鈍化傾向になると見込まれている。ただ、消費者物価指数は600近い品目から計算される。このため、個別品目では全体の動きとは異なり、需給逼迫から価格が上昇しているものも多い。テーマパーク入場料、宿泊料(ホテルなど)、運送料(宅配便など)、食料などが好例であろう』と伝えています。

続けて、値上げが進展する業種は、総じて株価が堅調に推移していることを挙げ、『前述の宿泊料(サービス業)や運送料(陸運業)のほか、法人向けではオフィス賃貸料(不動産業)や人材派遣料(サービス業)などの上昇が目立っている。一方で、株価がさえないのが食料品である。食品業界では、多種多様な製品で値上げの発表が相次いでいる。ただ、値上げで製品が売れなくなり、再び値引きを余儀なくされるリスクを懸念する投資家も多いようだ。今後、値上げ浸透が確認できた銘柄では株価上昇の可能性が高まろう』と分析しています。

さらに、『値上げ恩恵銘柄では日興ストラテジー・セレクションのニチレイ(2871)、リクルートHD(6098)、住友不(8830)、SGHD(9143)、共立メンテ(9616)などに注目している』とまとめています。

最後にレポートでは、『主要業種別東証株価指数の推移』を紹介しています。詳しくは2/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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