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NY為替:ドル反発、FOMC議事要旨にサプライズなし


20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円88銭から110円63銭のレンジで推移し、110円85銭で引けた。1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がハト派色を強めるとの思惑でドル売りが一時優勢となったが、年内の利上げ停止を明示する内容ではなかったことから、ドルを買い戻す動きが広がった。

ユーロ・ドルは1.1330ドルから1.1371ドルまで上昇したが、FOMC議事要旨公表後にユーロ売りが強まり、1.1338ドルで引けた。ユーロ圏の2月消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったことから、ユーロ買いが一時優勢となった。ユーロ・円は、125円53銭から125円88銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3020ドルから1.3109ドルまで上昇。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る協議で、関係各国外相が合意なしの離脱回避を目指していることや、メイ英首相とユンケル欧州委委員長の協議は建設的だったとの報道を受けてポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、1.0012フランから0.9982フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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